MahoPBXホーム  >  オンラインマニュアル  >  ひかり電話収容

ひかり電話収容


NTT東日本、NTT西日本が提供する「ひかり電話」と相互接続が可能です。
※ビジネス・オフィスタイプの場合は事前にお問い合せ下さい。

接続可能なひかり電話ルータ

現在MAHO-PBXとの接続が確認されているひかり電話ルータは以下の機種です。
  • NTT東日本
    • PR-300NE
  • NTT西日本
    • AD-200SE

ひかり電話ルータ側の設定

ひかり電話ルータ側の設定は、IP端末(IP電話子機)の設定を行います。
ひかり電話の電話番号に対してMAHO-PBX側の内線で着信するための設定(図中①の箇所)と、MAHO-PBXの認証情報(図中②の箇所)の設定を行います。
「電話番号」「内線番号」「ユーザID」「パスワード」とひかり電話ルータのIPアドレスは、後述するMAHO-PBX側の設定で用いますので、メモしておいて下さい。


項目本ページで使用するサンプル値
電話番号 0344445555
内線番号 3
ユーザID 0003
パスワード password
IPアドレス 192.168.0.1

MAHO-PBX側の設定

MAHO-PBX側の設定は、管理者メニューの設定ファイル編集より、2つのファイル(hikari-define.confとhikari-setting.conf)を変更することで行います。

hikari-define.conf


; NTT HIKARI-denwa define
DIAL_OUT=YES
DIAL_OUTSP=NO
NTTID=3
NTTNO=0344445555
  • DIAL_OUT:YESにすると先頭が「0」番号をのひかり電話経由で発信します。
  • DIAL_OUTSP:YESにすると先頭が「1」番号をのひかり電話経由で発信します。
  • TTID:ひかり電話ルータの内線番号を設定して下さい。
  • NTTNO:ひかり電話ルータの電話番号を設定して下さい。

hikari-setting.conf


; NTT HIKARI-denwa setting
register => 3:password:0003@192.168.0.1/0344445555

; お使いのルータがRT-200NEまたはPR-200NEの場合は以下の行を追加してください。
rt200ne=192.168.0.1

[ntt]
host=192.168.0.1
fromuser=3
username=0003
secret=password
;
port=5060
type=friend
context=ntt-in
insecure=very
dtmfmode=inband
canreinvite=no
disallow=all
allow=ulaw
allow=alaw
  • 行頭のセミコロンを削除して下さい。
  • お使いのルータがRT-200NEまたはPR-200NEの場合、「rt200ne=ルータのIPアドレス」の設定を追加してください。

Asteriskのリロード

ここまでの設定が終了しましたら、設定ファイル編集画面の「Asteriskをリロードします」にチェックを入れて、「実行」ボタンを押し、Asteriskをリロードしてください。

動作状況の確認

ステータス画面SIP登録状況を確認して下さい。
「Registerd」と表示されていればOKですので、発着信のテストを行って下さい。