△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△             まほろば工房ニュース 17号                2010年6月1日             http://www.ate-mahoroba.jp/ △▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△  半年ぶりのまほろば工房ニュースです。お久しぶりです。  前回より半年ほどたち、インターネット関連の状況もかなり変化してきまし た。ネットワークサービスはクラウドが台頭し、コンシューマーでは、iPadが 注目を集めています。  まほろば工房でもクラウド、そして当社の得意分野の監視・運用という側面 で続々とサービスを提供していく予定です。  さて、このような中、注目すべき動きがいくつかありますのでご紹介してま いりましょう。  1) Vyatta - 高性能化するソフトウエアルータの動向  2) VIOPSミーティング開催のご案内 =□=□=□=□=□=□=□=□=□=□=□=□=□=□=□=□=□= 必要な時に必要な監視を! 「オンデマンド監視」- SPEED Call -  まほろば工房が提供するSPEED Solutionを活用し、SPEED本来の力を存分に  発揮して開発された、SPEED Callサービス。インターネットからの死活・  サービス監視はもとより、Webサービスのアクセス性能を検査する性能監視  機能にも活用できます。  また、SPEEDソリューションならではの異常発見時の登録電話番号への自動  通報機能もあり、発見した異常は絶対に見逃さない環境を安価にご提供しま  す。  24H365Dのオペレーターの契約は高いが、何とか確実な監視をしたいと思っ  たら是非、導入をご検討ください。  http://www.speedcall.jp/  ※販売取次店募集中!    詳しくは、お問い合わせください    http://www.ate-mahoroba.jp/contactus.html =□=□=□=□=□=□=□=□=□=□=□=□=□=□=□=□=□= ■ Vyatta - 高性能化するソフトウエアルータの動向  皆さんは、Vyattaというルータをご存知ですか? ◇ Vyattaとは  Vyattaは、Quaggaというソフトウエアルータを中心に構成された、仮想アプ ライアンス・ルータです。つまり、VMWareやXen Serverなどの上に、Vyatta社 から配布されている仮想マシンイメージをデプロイするだけでネットワーク上 にルータを配置できてしまうという、まさにクラウド時代のルータなのです。  ソフトウエアルータというと皆さんのなかでは「性能ってやっぱり悪いんで しょ?」とか「やっぱり、機能的な面でハードウエアルータより劣るんでしょ?」 といったイメージがあるのではないかと思います。  ただ、そんな状況はもはや都市伝説となりつつあって、いまやハードウエア ルータに負けないパフォーマンスを出す状況にあります。性能などの面では、 ソフトウエアルータの特徴上、ルータが扱う経路数によって影響を受けますが、 社内利用など経路数の比較的少ない状況を考えれば、Core2 DuoなどのCPUを搭 載したマシンでは、数Gbpsのスループットを叩き出せるまでになってきていま す。  これは、ハードウエアの性能が向上したことに由来しますが、これにより、 従来のハードウエアルータ製品が担っていた中規模程度のネットワークには ソフトウエアルータで十分な環境が出来上がりつつあることを意味しています。  さらに、Vyattaはコスト面でも重大なパラダイムシフトを起こす可能性があ ります。ハードウエアルータで数Gbpsクラスのトラフィックを処理し、BGPで フルルートを取り扱おうとすると、数百万円クラスのルータを購入する必要が ありましたが、Vyattaの場合、ハードは少々性能のよいIAコンピュータでよく ハードウエアだけでも、相当なコストダウンになります。  機能面でも引きをとりません。FireWallとして利用できるのはもとより、VPN の終端装置など、通常のルータ以外の機能も充実しており、エンタープライズ ネットワークにおける中核のルータとして十分な機能を備えているのです。 ◇ 動き出す日本におけるVyatta  このVyattaは、日本国内でもいま徐々に注目を集めてきています。このよう な中、当社の代表取締役である近藤 邦昭を中心に「日本Vyattaユーザー会」 が結成されました。  Vyattaは、大きく商用製品とコミュニティ製品の2つにわかれますが、ユー ザー会では、これらの製品に関して利用者間の技術情報の交換が主な目的とな ります。  まほろば工房は、このコミュニティ活動をバックアップする形になります。  ユーザー会では、今後いくつかの会社の協力を得ながらVyattaの様々な技術 情報を交換するとともに、日本におけるVyattaユーザー間の交流の中心的な役 割として活動していく予定です。  詳しい情報は下記URLにあります。  日本Vyattaユーザー会ホームページ: http://www.vyatta-users.jp/ =□=□=□=□=□=□=□=□=□=□=□=□=□=□=□=□=□= クラウド対応IVR 無料配布中!   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~  まほろば工房では、MAHO-PBXやSIP対応の交換機に接続し、簡単に利用可能  なIVR(自動音声応答装置)の無償配布を始めました。  Smart IVR : http://www.ate-mahoroba.jp/smartivr/  従来IVRを用いた自動音声応答を行おうとすると様々な設定が非常に面倒で  した。また、ASPサービスなども存在しますが、年間で計算すると非常に高  額となるためなかなか導入が進みませんでした。  まほろば工房では、Webで操作しながら簡単に音声データを構成して、IVR  サービスを行うためのIVR仮想アプライアンスを開発しました。  Beta版については、機能制限等がありますので、無償配布を実施いたします。  ダウンロードご希望の方は、当社ホームページからお申し込みください。  http://www.ate-mahoroba.jp/smartivr/ =□=□=□=□=□=□=□=□=□=□=□=□=□=□=□=□=□= ■ VIOPS05 - XaaS DAY - 開催のご案内  VIOPS開催の時期がやってきました。  今回は「XaaS DAY」ということで、クラウドサービスの現状について様々な 話題が目白押しとなる予定です。 ◇ XaaS とは  XaaSは、VIOPSが考える一つのクラウドの形といってよいでしょう。  Xは、いわゆる「ワイルドカード」でSaaSやIaaS, PaaSなど○aaS全般を指し て使うための造語です。つまり、様々なネットワーク、コンピュータなどの資 源をオブジェクトとしてとらえ、それらをサービスとして提供する形態をXaaS と表現できるのです。 ◇ VIOPS05の主な内容  詳しい内容は、既にホームページで紹介されていますが、注目は「仮想化・ クラウド技術の普及啓発講演およびパネルディスカッション」です。午前中か ら普及状況などに関して議論が行われ、午後のこのセッションで最新の利用 動向へと迫ります。  そのあとは、クラウド時代を迎えるにあたって避けて通れない法的な問題に ついて触れます。  クラウドサービスを提供する技術者からサービス管理者まで必見の内容とな っています。  日 時 : 2010年7月23日(金) 10:00〜18:30 (開場 9:30)  場 所 : 横浜市港北区日吉4-1-1 慶應義塾協生館2F 藤原洋記念ホール        慶應義塾協生館東急東横線、東急目黒線 日吉駅より徒歩1分       横浜市営地下鉄グリーンライン 日吉駅より徒歩1分  交 通 : http://www.kcc.keio.ac.jp/access/index.html  目 的 : 仮想化インフラ技術の技術者間での知識共有および普及啓発  対 象 : 仮想化・クラウド・SaaS/PaaS/IaaS技術にご興味のある方  定 員 : 200名  内 容 : 仮想化・クラウド技術の普及啓発講演        およびパネルディスカッション  お申し込みはこちら!  http://www.viops.jp/viops-meetings/viops-5-workshop.html =□=□=□=□=□=□=□=□=□=□=□=□=□=□=□=□=□= IPv6の準備はできていますか?   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~  まほろば工房では、IPv6対応へのご相談を随時受け付けております。  IPv6への対応は、ネットワークだけの問題ではありません。皆さんが利用し  ているサーバーなどでも必要になるものです。特に、オンラインでビジネス  をされている方にとっては、IPv4枯渇の問題は企業の死活問題につながりか  ねません。IPv4枯渇まであと数年。ぜひこの機会に準備状況をご確認くださ  い。まほろば工房は、IPv4の現在の状況などと照らして適切なアドバイスを  させていただきます。    IPv6移行コンサルテーション:http://www.ate-mahoroba.jp/ipv6/index.html ====================================================================== ■まほろばBlog、つれづれなるままに更新中  http://blog.ate-mahoroba.jp/ ====================================================================== ■ IP-PBXアプライアンス「MAHO-PBX」  MAHO-PBXは、SPEEDで培ったSIP(Session Initiation Protocol、IP電話など  の通話制御プロトコル)技術を生かしたAsteriskベースの小型IP-PBXアプライ  アンスです。  MAHO-PBXは、小型ながら、PBXとして必要な多くの機能を実装し、それらは  すべてWebから設定・制御可能な、手軽に使えるPBX製品です。  小規模なオフィスでも、PBXが提供する様々な機能は非常に便利です。  サクサ製(国産)電話機のラインキーにも対応して、さらに機能が充実!  http://www.ate-mahoroba.jp/maho_pbx/ ====================================================================== ■ 無料で使える「会議・宴会出欠登録システム - ConfReg」  通常の出欠調査システムなどの場合、あらかじめ参加者がわかっていなけれ  ばいけないなど、カンファレンスの出欠調査やグループでの宴会の出欠調査  などでは不便な部分もありました。  ConfRegでは、これまで経験からこれらの不便さを改善してあります。  ご利用は無料ですので、ぜひご利用ください。  http://confreg.ate-mahoroba.jp/ ====================================================================== ■D-COMMUNE体験アカウントをご利用ください  D-COMMUNEをより具体的に体感していただくために、まほろば工房では、  D-COMMUNEを利用したまほろば工房ユーザページにゲストアカウントを用意  しました。ぜひともご利用ください。  感想などありましたら、トピックに記載ください。 D-COMMUNEホームページ: http://www.d-commune.jp/ ■D-COMMUNE無料ダウンロード  D-COMMUNEのソフトウエアライセンスサービスをより多くの方に使っていた  だこうと、D-COMMUNEソフトウエアがホームページから無料でダウンロード  していただけるようになりました!  http://www.ate-mahoroba.jp/products.html ■当社商品・ソリューション・その他お問い合わせ先  株式会社まほろば工房 近藤邦昭  Tel: 044-812-3288 Fax: 044-812-3287 eMail: question@ate-mahoroba.jp  Web:  http://www.ate-mahoroba.jp/contactus.html △▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△ ■連絡先 ご意見・ご質問・配送中止などについては下記までご連絡ください。  よろしくお願いいたします。  また、今後取り上げてほしい話題などについてもご意見をお寄せ下さい。  株式会社まほろば工房 近藤邦昭  Tel: 044-812-3288 Fax: 044-812-3287 eMail: question@ate-mahoroba.jp  Web:  http://www.ate-mahoroba.jp/ △▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△