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ツール


ツールでは、障害等が発生した場合の調査を目的としたコマンドを実行し、その結果を表示することができる画面となります。
利用可能なコマンドはping、traceroute、dig、nslookup、route、netstat、arpとなります。

ツールの表示


ツールの実行画面を表示します。
任意のツールを選択することで、オプションの入力及び実行、実行結果の表示が行えます。
項目内容
コマンド 実行するコマンドを選択します。
選択するコマンドによりオプション入力エリアが更新されます。
開始 指定されたコマンドと条件で処理を実行します。
停止 実行中のコマンドを停止します。
クリア 結果エリアに表示されている内容をクリアします。
結果 コマンドの実行完了後、実行結果が表示されます。

ping(疎通確認)

 指定されたホストまでの到達性を確認します。
項目内容
回数 pingを実施する回数を指定します。
1~100までの値を指定可能です。
未指定の場合は「停止」を選択するまで処理を実行します。
接続先 pingを実施する先を指定します。
IPアドレスもしくはドメイン名を指定できます。


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traceroute(経路情報)

 指定されたホストまでのネットワーク経路を確認します。
項目内容
応答待ち時間(-w) タイムアウト時間(秒)を指定します。
1~300までの値を指定可能です。
最大ホップ数(-m) 使用するTTLの最大値を指定します。
1~255までの値を指定可能です。
指定された数のゲートウェイまでが表示されます。
インタフェース(-i) 実行するインタフェースを指定します。
プロトコル 利用するプロトコルを指定します。
ICMP/TCPが選択できます。
未指定の場合はUDPを利用します。
ポート(-p) UDP/TCPプロトコルを利用する際のパケットのポート番号を指定します。
ゲートウェイ 経由させるゲートウェイを指定します。
カンマ区切りで8個まで指定可能です。
接続先 経路を確認するホストを指定します。
IPアドレスもしくはドメイン名を指定できます。


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dig(DNS問い合わせ詳細)

 ネームサーバに対して問い合わせを行い、その応答結果を表示します。
項目内容
DNS 問い合わせを行うネームサーバーを指定します。
未指定の場合はネットワーク設定で指定されているDNSを利用します。
ホスト 確認するホスト名を指定します。


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nslookup(DNS問い合わせ)

 ネームサーバに対して問い合わせを行い、その応答結果を表示します。
項目内容
DNS 問い合わせを行うネームサーバーを指定します。
未指定の場合はネットワーク設定で指定されているDNSを利用します。
ホスト 確認するホスト名を指定します。


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route(ルーティング情報)

 ネットワークの経路情報(ルーティングテーブル)を表示します。
 各オプションをチェックすることでコマンドオプションが利用できます。
オプション内容
-C FIBの代わりにキャッシュを表示します。
-n ホスト名を解決せずにIPアドレスで表記します。
-v 詳しい情報を表示します。


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netstat(ネットワーク接続状況)

 通信中のTCPコネクション(TCP接続)の状態を表示します。
 各オプションをチェックすることでコマンドオプションが利用できます。
オプション内容
-a 全てのアクティブなソケットを表示します。
-s 各プロトコルの統計情報を表示します。

※「-i」オプションとは併用できません。

-i 全てのネットワークインターフェースの状態テーブルを表示します。

※「-s」オプションとは併用できません。

-l 接続待ち(LISTEN)状態にあるソケットのみを表示します。
-n ホスト名を解決せずにIPアドレスで表記します。


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arp(MACアドレステーブル)

 IPアドレスとMACアドレスの関連付けを行っているテーブルの表示をします。
 各オプションをチェックすることでコマンドオプションが利用できます。
オプション内容
-v 詳しい情報を表示します。
-a 全てのホストのエントリを表示します。
-n ホスト名を解決せずにIPアドレスで表記します。


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