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システム管理


システム管理画面では、NetDevancerのシステム全体に対する様々な設定・機能を提供します。

システム管理の表示


NetDevancerのシステムに関する設定の一覧を表示します。
項目内容
管理  管理アイコンをクリックすることで、各設定画面に遷移し、詳細の設定が可能です。
項目 システムに関する設定項目を表示します。
概要 設定項目についての概要を表示します。


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システムに関する設定


システム設定

システムの動作に関する設定を行います。

大項目項目内容
システム設定 画面アクセス NetDevancer管理画面へのアクセスする為のアクセス方式を選択してください。
「HTTP/HTTPS」「HTTPS」「HTTP」が選択可能です。
表示言語 NetDevancer管理画面の表示言語を選択して下さい。
容量警告閾値 ディスクとメモリの容量警告メールを送信する閾値を設定して下さい。
※容量警告メールは管理者のメールアドレス(アカウント設定)に送信されます。
留守録音設定 最大件数 ユーザ毎の留守録音データを保持出来る件数を設定して下さい。

※最大件数を超える場合は録音出来ない事を伝えるアナウンスが再生されます。
留守録音情報で録音データを削除する必要があります。
特番留守録音再生で削除することも可能です。

最大録音時間(秒) 通話単位で録音可能な最大時間を設定して下さい。
※設定時間を経過すると終了のアナウンスが再生されます。
無音検出時間(秒) 無音の検出が継続すると留守録音を終了させる時間を設定して下さい。
※0の場合は無音を検出しません。
無音検出閾値 無音を検出する閾値を設定して下さい。
※値が大きいほど大きな音量でも無音になります。
※無音検出時間(秒)が0以外で設定可能になります
SIP設定 SIPポート番号(UDP) SIPのコントロールパケットが利用するポート番号を指定して下さい。
ひかり電話オフィスタイプ回線設定)の接続時はポート番号が5060に固定されます。
SIPSポート番号(TLS) TLSを利用したSIPのコントロールパケットが利用するポート番号を指定して下さい。
音声利用ポート番号(UDP) 音声データの通信に利用するポート範囲の開始ポート番号と終了ポート番号を指定して下さい。
ユーザ作成時のSIP接続用パスワード ユーザ作成時ユーザ設定)のSIP接続用パスワードの設定方法を選択して下さい。
システム共通システム共通のパスワードを使用します。
ランダムランダムに生成されたパスワードを使用します。
固定設定されたパスワードを使用します。
SIP接続用パスワード ユーザ作成時ユーザ設定)にデフォルトで設定されるSIP接続用パスワードを設定して下さい。

※ユーザ作成時のSIP接続用パスワードが固定を選択している場合のみ設定可能になります

ユーザ作成時のログイン用パスワード ユーザ作成時ユーザ設定)のログイン用パスワードの設定方法を選択して下さい。
システム共通システム共通のパスワードを使用します。
ランダムランダムに生成されたパスワードを使用します。
固定設定されたパスワードを使用します。
ログイン用パスワード ユーザ作成時ユーザ設定)にデフォルトで設定されるログイン用パスワードを設定して下さい。

※ユーザ作成時のログイン用パスワードが固定を選択している場合のみ設定可能になります

呼び出し時間(デフォルト) 内線呼び出し時のデフォルト呼び出し時間を設定して下さい。
呼び出し時間(コールバック) 通話履歴からの発信(Click to Call)や電話帳等からの発信(Click to Call)利用時に内線が呼び出される時間を設定して下さい。
転送元情報通知方法 転送操作時に転送先に対して転送元の番号を通知する方法を設定してください。
通知しない電話機に転送元の情報を通知しません。
転送先には転送者の番号が表示されます。
P-Asserted-Identityを付加するP-Asserted-Identityヘッダーを利用して電話機に転送元の情報を通知します。
転送完了後に転送元の番号が表示されます。
Remote-Party-IDを付加するRemote-Party-IDヘッダーを利用して電話機に転送元の情報を通知します。
転送完了後に転送元の番号が表示されます。

※利用する電話機の設定の通話元情報表示方法に従い、P-Asserted-Identity/Remote-Party-IDのどちらかを設定してください。

拠点間接続設定 拠点間接続モード 他のNetDevancerと拠点間接続を行う際、設定を行うNetDevancerがサーバとなるか、クライアントになるかを選択して下さい。
サーバ間の接続、クライアント間接続を希望の方は別途サポート窓口までお問い合わせ下さい。
拠点番号 サーバ選択時、クライアントからの接続に使用する拠点番号を設定して下さい。
電話帳機能 電話帳に関する設定を行います。
グループ電話帳 グループ電話帳の利用有無を設定します。
グループ電話帳は同一の内線グループもしくはパークグループ間で共有可能な電話帳となります。
グループ電話帳同士で親子関係を指定することができ、最大3階層の親子関係を設定することで複数グループ間で共有の電話帳として利用することが可能です。
無効 グループ電話帳の機能を無効化します。
有効 グループ電話帳を利用可能とします。
Grandstream用電話帳サーバ 電話機と同期させる電話帳ファイルを登録または電話帳から作成する機能です。
Grandstream社製の電話機(GXP21xx/GXP16xx/GRP261x/WP8xx)をご利用の場合、
XML電話帳サーバパスに「(NetDevancerのアドレス)/phonebook」を指定することで、電話機内部の電話帳とデータを同期させることができます。
※DP750をご利用の場合は共有電話帳のみ同期させることができます。
無効 電話帳ファイル登録が表示されXML形式ファイルの電話帳を登録することが出来ます。
有効 電話機に登録されたアカウントとSIP接続されたNetDevancerの個人電話帳(優先)と共有電話帳からXML形式の電話帳を出力します。
※電話機種毎にアドレス数に制限があります。
※電話帳ファイル登録が非表示になります。
電話帳ファイル登録 電話帳サーバで自動生成される情報を利用せず、個別に作成した電話帳を電話機と同期させたい場合に利用します。
個別に作成したXML形式ファイルの電話帳を登録し、電話機と同期することが出来ます。
インフォメーション お知らせ ユーザログイン時に表示されるインフォメーション画面に表示する情報を設定できます。


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ネットワーク設定

ネットワークに関する設定を行います。
設定を誤ると NetDevancer にアクセスできなくなるため、慎重に設定を行っていただく必要がある設定です。
項目内容
ホスト名 NetDevancerのホスト名を設定して下さい。
ドメイン名 NetDevancerを接続するドメイン名を設定して下さい。
インタフェース:LAN1にDHCPが選択されている場合は、入力不要です。
DNSサーバ(プライマリ) NetDevancerを接続するDNSサーバ(プライマリ)を設定して下さい。
インタフェース:LAN1にDHCPが選択されている場合は、入力不要です。
DNSサーバ(セカンダリ) NetDevancerを接続するDNSサーバ(セカンダリ)を設定して下さい。
インタフェース:LAN1にDHCPが選択されている場合は、入力不要です。
NTPサーバ 時刻同期を行うNTPサーバを設定して下さい。
NTPサーバ(予備) 複数のNTPサーバを利用する場合に設定して下さい。
インタフェース:LAN1 LAN1のモード(固定IP/DHCP)を選択して下さい。
※固定IP推奨
インタフェース:LAN2 LAN2のモード(無効/DHCP/固定IP)を選択して下さい。
※回線接続設定でひかり電話直収が選択されている場合はオプションのみ編集可能になります
インタフェース:LAN3 LAN3のモード(無効/DHCP/固定IP)を選択して下さい。
IPアドレス 固定IPを選択した場合に割り当てるIPアドレスを設定して下さい。
インタフェースにDHCPが選択されている場合は、入力不要です。
ネットマスク 固定IPを選択した場合に割り当てるネットマスクを設定して下さい。
インタフェースにDHCPが選択されている場合は、入力不要です。
ゲートウェイ ゲートウェイを設定して下さい。
インタフェースにDHCPが選択されている場合は、入力不要です。

詳細設定

ネットワークの詳細設定を行います。
[詳細表示]をクリックすることで設定項目の表示・非表示が切り替えられます。

!注意!
詳細設定ではIPv6に関する設定を行うことができますが管理画面へのアクセスのみ利用が可能となっており、電話機や回線収容等のPBX機能ではご利用頂くことができません。

またNetDevancerにはフィルタ機能がございませんので、通常は無効設定でのご利用をお願いいたします。
利用される場合でもリンクローカルアドレスのみでのご利用を推奨しております。
上記以外の設定を行う場合は必ずルータ等でセキュリティを確保した上で十分注意を行いご利用ください。
項目内容
セカンダリアドレス有無 セカンダリアドレスの利用有無を指定して下さい。
インタフェースにDHCPが選択されている場合は、選択できません。
セカンダリアドレス セカンダリに割り当てるIPアドレスを設定して下さい。
サブアドレスが無効の場合は設定できません。
セカンダリネットマスク セカンダリに割り当てるネットマスクを設定して下さい。
サブアドレスが無効の場合は設定できません。
オプション 固定IPを選択した場合、システム設定ファイルに記載するオプション設定を入力して下さい。
IPv6 IPv6の設定(無効/リンクローカルアドレスのみ利用/固定IP/DHCP/Auto)を指定して下さい。
IPアドレス(v6) 固定IPを選択した場合に割り当てるIPv6アドレスを設定して下さい。
ネットマスク(v6) 固定IPを選択した場合に割り当てるネットマスク(v6)を設定して下さい。
ゲートウェイ(v6) IPv6で使用するゲートウェイを設定して下さい。
リンクアップスピード インタフェースのリンクアップスピード(自動/100full/100half)を指定します。

※リンクアップスピードを自動以外の固定に設定する場合、接続先の機器のリンクスピードの設定によっては通信が遅くなったり不安定になることがあります。


ルーティング設定

ルーティングの設定を行います。
最大で5つまでルールを設定することができます。
[詳細表示]をクリックすることで設定項目の表示・非表示が切り替えられます。
項目内容
有効/無効 ルーティングルールの有効/無効を指定します。
宛先ネットワークアドレス ルーティングする宛先IPアドレスを設定して下さい。
マスク 宛先ネットワークアドレスのマスク値を設定して下さい。
ゲートウェイアドレス ルーティング先のゲートウェイアドレスを設定して下さい。


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メールサーバ設定

NetDevancerからの警告や通知のメールを送信するための設定を行います。


項目内容
SMTPサーバ メール送信時に使用するSMTPサーバを設定して下さい。
ポート番号 メール送信時に使用するポート番号を設定して下さい。
暗号化 SMTPサーバでの暗号化方式(暗号化しない/STARTTLS/SSL/TSL)を選択して下さい。
SMTP認証 SMTPサーバでの認証方式(OFF/ON/PLAIN/CRAM-MD5/DIGEST-MD5/LOGIN/NTLM)を選択して下さい。

※旧Gmail設定は「暗号化」=「STARTTLS」、「SMTP認証」=「ON」
旧CRAM-MD5設定は「暗号化」=「SSL/TSL」、「SMTP認証」=「CRAM-MD5」 と同じ設定になります。

SMTPユーザ SMTP認証時に用いるユーザ名を設定して下さい。
SMTPパスワード SMTP認証時に用いるパスワードを設定して下さい。
送信元メールアドレス 送信元のメールアドレスを設定して下さい。

テストメール送信

送信先メールアドレスにあて先のメールアドレスを入力後[送信]ボタンをクリックすることでメール送信テストが行なえます。
送信を行なうと「--- ここに詳細ログが表示されます ---」以降にメール送信ログが表示されます。
送信に成功した場合はあて先に本文が「正常終了」のメールが送信されます。
※設定反映後に行なう必要があります。


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SNMP監視設定

SNMPによる監視の設定を行います。

項目内容
SNMP機能 SNMP機能を使用する場合はチェックして下さい。
ネットワークアドレス SNMP接続元のネットワークアドレスを設定して下さい。
マスク値 ネットワークアドレスで指定したアドレスの何ビットまで一致したアドレスを接続元として許容するか選択して下さい。
コミュニティ名 SNMPの情報を取得する際に使用するコミュニティ名を設定して下さい。


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リモートメンテナンス

リモートメンテナンスの登録および、メンテナンスサービスへの接続を行います。
リモートメンテナンスを行うには、リモート保守用の認証キーファイルが必要となります。
登録していない場合は、保守契約時に配布される認証キーファイルを指定して登録を行っていただきます。


認証キーファイルを登録すると、保守契約期間および、現在のメンテナンス状態(切断中/接続処理中/接続中)が表示されます。
最新の保守契約期間、メンテナンス状態を表示する場合は、 表示更新をクリックして下さい。
保守契約期間の変更により、新たに認証キーファイルが送付された場合は、 再認証をクリックして、認証キーファイルの登録を行って下さい。

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FAX設定

内蔵FAXに関する設定を行います。
項目内容
使用回線数 FAXに使用する内蔵FAXモデムの数を設定します。
設定した数までFAXユーザを作成することができます。
内蔵FAXモデムは最大4台まで設定できます。
保存データ警告件数 FAX送受信履歴の警告する保持件数を設定します。
指定した件数をオーバーすると削除を促すメールが管理者に送信されます。
※履歴・ファイルの削除は行われません
最大リトライ回数 FAX送信先が応答しなかった場合のリトライを行う回数を設定します。
1回目リトライ時間 FAX送信先が応答しなかった場合、1回目のリダイヤルまでの時間を設定します。
2回目以降リトライ時間 2回目以降のリダイヤル間隔の時間を設定します。
受信メール添付 FAX受信時に、受信したFAXの内容をメールに添付するかどうかを設定します。



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フィルタ設定

ネットワークインターフェース毎にSIP(UDP)接続用/SIPS(TLS)接続用/音声通知用/拠点間接続用ポート/HTTP(管理コンソール)/HTTPS(管理コンソール)/ICMPエコー(ping)に対してのパケットフィルタの設定を行います。
項目内容
SIP(UDP)接続用ポート SIPで利用されるポートのフィルタ状態を設定します。
システム設定のSIPポート番号(UDP)が対象になります。
SIPS(TLS)接続用ポート TLSを用いたSIPで利用されるポートのフィルタ状態を設定します。
システム設定のSIPSポート番号(TLS)が対象になります。
音声通知用ポート 音声通知で利用されるポートのフィルタ状態を設定します。
システム設定の音声利用ポート番号が対象になります。
拠点間接続用ポート 拠点間接続で利用されるポートのフィルタ状態を設定します。
HTTP(管理コンソール) HTTPで利用されるポートのフィルタ状態を設定します。
「NetDevancer管理画面」への接続は、LAN1、LAN2の両方からアクセス可能なように設定されていますので、必要がなければLAN2側を「フィルタする」に設定を変更してください。

システム設定の管理画面アクセスで「HTTP」を指定している場合、「フィルタする」に設定するとNetDevancer管理画面 に接続できなくなります。

HTTPS(管理コンソール) HTTPSで利用されるポートのフィルタ状態を設定します。
「NetDevancer管理画面」への接続は、LAN1、LAN2の両方からアクセス可能なように設定されていますので、必要がなければLAN2側を「フィルタする」に設定を変更してください。

システム設定の管理画面アクセスで「HTTPS」を指定している場合、「フィルタする」に設定するとNetDevancer管理画面 に接続できなくなります。

ICMPエコー(ping) ICMPで利用されるポートのフィルタ状態を設定します。
※フィルタするに設定するとpingコマンドがブロックされます。



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SIP NAT設定

クラウド利用などで端末から接続するPBXがNAT配下に設置されている場合にNAT処理を除外するネットワークの設定を行います。
項目内容
グローバルIPアドレス PBX側のグローバルIPアドレスを設定します。
ローカルネットワーク NAT処理を除外するネットワークアドレスを設定します。複数の設定が可能です。

ネットワーク設定でインターフェース毎に設定されたIPアドレス・セカンダリアドレスとひかり電話オフィスタイプ(ネクスト)をご利用時のルート設定のネットワークアドレスは自動設定されます。



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MobileWarp接続設定

(MobileWarpをお申込みの場合) 「接続設定」を有効にしてMobileWarpへの接続に関する設定を行います。
また、MobileWarp端末でパーク保留した場合のパークグループの指定を行います。
※MobileWarpの使い方については、MobileWarpユーザーズガイドを参照してください。
※MobileWarp用クライアントの使い方については、クライアントアプリケーションの設定方法を参照してください。
項目内容
接続設定 MobileWarp機能の有効/無効を指定します。
お客様番号 MobileWarpお申し込み時にMobileWarpサポートセンターより通知されたPBX接続情報のお客様番号を設定して下さい。
接続先サーバ MobileWarpお申し込み時にMobileWarpサポートセンターより通知されたPBX接続情報の接続先サーバを選択して下さい。
パスワード MobileWarpお申し込み時にMobileWarpサポートセンターより通知されたPBX接続情報のパスワードを設定して下さい。
ログインパスワード MobileWarpお申し込み時にMobileWarpサポートセンターより通知された管理者ログイン用のパスワードを設定して下さい。
デフォルトパークグループ MobileWarpに接続されている端末からパーク投入をした場合に使用するデフォルトのパークグループを指定します。
括弧の数字はパークグループに割り当てられたパーク番号です。
MobileWarpユーザ設定にて使用するパークNoが指定されていない場合、MobileWarpユーザ設定が行われていない場合に利用されるパークグループとなります。
※パークグループ毎のパーク番号の割り当てはパークグループ設定で変更できます。
 パーク番号の範囲は「特番/パーク番号(番号計画)」で変更できます。

【パーク保留】
 通話中にパーク保留用の特番をダイヤルすることでパーク保留を行います。
 設定されているパークグループ内の空いているパーク番号に投入され、保留したパーク番号がアナウンスされます。
 ※パークグループ内で空いているパーク番号が無い場合はパーク保留に失敗します。

【パーク取得】
 パーク保留時にアナウンスされたパーク番号をダイヤルします。
 ビープ音が再生され、パークの取得が行えます。
 ※異なるパークグループが設定されている電話機からもパーク番号をダイヤルすることで取得が可能です。
MobileWarp番号 MobileWarp番号の設定範囲を表示します。現在は『6XXX』(6000~6999)固定です。
外線設定着信内線番号内線代表設定代表着信番号 に設定して利用する場合は「例:6000*10」の様にMobileWarp番号の後に「*1」~[*99]を追記することで指定秒数着信を遅延させることができます。


MobileWarpユーザ設定

MobileWarp接続設定画面右上のMobileWarpユーザ設定アイコンをクリックすることで表示されます。
MobileWarp端末でパーク保留を行った場合に利用されるパークグループを端末毎に設定することができます。

MobileWarp接続設定画面でログインパスワードが設定されている場合、現在設定されているユーザ情報をMobileWarpサーバから取得して一覧を表示します。
すでに取得済みの場合、取得したユーザ情報との差分を取得し、表示を行います。

※差分取得により番号追加された場合、パークNoはMobileWarp接続設定画面で設定されたデフォルトパークグループで追加されます。MobileWarpサーバに無いデータは削除され、既存データはユーザ名のみ更新されます。

項目内容
編集  編集アイコンをクリックすることで、パークグループの編集を行います。
アカウント アカウント番号を表示します。
なお、この番号がMobileWarp番号となります。
ユーザ名 アカウントに設定された利用者の名前を表示します。
パークNo アカウントに設定されているMobileWarpのパークグループNo.を表示します。


 パークグループの編集

 編集アイコンをクリックすることでMobileWarp端末毎のパークグループの編集を行います。
項目内容
アカウント 設定の対象となるアカウント番号(MobileWarp番号)を表示します。
ユーザ名 MobileWarpの利用者名を表示します。
パークグループ MobileWarp端末がパーク保留を行った場合に利用するパークグループを指定します。


 インポート(MobileWarp管理のユーザ設定CSV)

MobileWarpユーザ設定画面右上の インポートアイコンをクリックすることでMobileWarpユーザ設定のインポートを行います。
項目内容
インポートファイル MobileWarp管理画面のユーザ設定からエクスポートされたCSVファイルを指定します。

※インポートファイルに無いデータは削除され、既存データはユーザ名のみ更新されます。

インポート前に全データ削除 チェックを行うことで現在インポートされているMobileWarpのユーザ設定を削除し、インポートを行います。

※インポート時のパークNoはMobileWarp接続設定画面で設定されたデフォルトパークグループで追加されます。



 インポート

MobileWarpユーザ設定エクスポートされたMobileWarpユーザ設定のインポートを行います。
MobileWarpユーザ設定画面右上の インポートをクリックすることでMobileWarpユーザ設定情報のインポート画面が表示されます。

項目内容
インポートファイル NetDevancerのMobileWarpユーザ設定でエクスポートされたCSVファイルを指定します。
※現在設定されているMobileWarpユーザ設定は全て削除されます。


 エクスポート

現在設定されているMobileWarpユーザ設定を、CSV形式のファイルで出力します。
MobileWarpユーザ設定画面右上の エクスポートをクリックして、MobileWarpユーザ設定情報のエクスポートを行って下さい。






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通話履歴通知機能設定

通話履歴通知機能に関する設定を行います。
設定を行うことで、外線への通話が終了した際に指定したURLに対してリクエストを行うことができます。
項目内容
有効/無効 通話履歴通知機能の有効/無効を指定します。
リクエスト方式 外線への通話が終了した際に行うリクエストの方式を指定します。
GET、POST、POST(JSON)からいずれかを指定できます。
リクエストURL リクエストに使用するURLを指定します。
リクエスト先のURLのみを指定し、?以降のパラメータは指定しません。

サンプル:http://www.xxxxx.yyy.jp/call

※リクエスト先としてhttpsや80番ポート(http)以外を指定することも可能です。
 この場合はリクエスト先にポート指定(https://www.xxxxx.yyy.jp:xxx)を行います。

リクエストデータ
(クエリ形式/JSON形式)
リクエストに使用するURLを指定します。
「(リクエスト先のURL)?(POST、GETするパラメータ)」の?以降のパラメータを指定します。

【リクエスト方式がGET/POSTの場合】
 「名前=値」の形式で指定します。
 複数のパラメータを指定する場合は&で接続するのではなく、改行を行って複数行で指定します。

【リクエスト方式がPOST(JSON)の場合】
 「{}」で囲んだ上「"名前":"値"」で指定します。
 複数の場合は「,」で区切り、指定します。

各パラメータの指定にはマクロを利用することで、通話終了時のデータを指定できます。

サンプル:
CALLDATE=$CALLDATE$
CLID=$CLID$
SRC=$SRC$
name=NetDevancer

テンプレートで初期化 現在選択されているリクエスト方式でのリクエストデータのテンプレート(サンプル)をリクエストデータのエリアに表示します。


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着信通知機能設定

着信通知機能に関する設定を行います。
設定を行うことで、外線から着信した際に指定したURLに対してリクエストを行うことができます。
項目内容
有効/無効 着信通知機能の有効/無効を指定します。
リクエスト方式 外線から着信した際に行うリクエストの方式を指定します。
GET、POST、POST(JSON)からいずれかを指定できます。
リクエストURL リクエストに使用するURLを指定します。
リクエスト先のURLのみを指定し、?以降のパラメータは指定しません。

サンプル:http://www.xxxxx.yyy.jp/call
※リクエスト先としてhttpsや80番ポート(http)以外を指定することも可能です。
 この場合はリクエスト先にポート指定(https://www.xxxxx.yyy.jp:xxx)を行います。

リクエストデータ
(クエリ形式/JSON形式)
リクエストに使用するURLを指定します。
「(リクエスト先のURL)?(POST、GETするパラメータ)」の?以降のパラメータを指定します。

【リクエスト方式がGET/POSTの場合】
 「名前=値」の形式で指定します。
 複数のパラメータを指定する場合は&で接続するのではなく、改行を行って複数行で指定します。

【リクエスト方式がPOST(JSON)の場合】
 「{}」で囲んだ上「"名前":"値"」で指定します。
 複数の場合は「,」で区切り、指定します。

各パラメータの指定にはマクロを利用することで、通話終了時のデータを指定できます。

サンプル:
CALLDATE=$CALLDATE$
LINENO=$LINENO$
SRC=$SRC$
name=NetDevancer

テンプレートで初期化 現在選択されているリクエスト方式でのリクエストデータのテンプレート(サンプル)をリクエストデータのエリアに表示します。


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ログ設定

ログ出力に関する設定を行います。
大項目項目内容
ログ設定 ログ転送先ホスト ログは本体内に記録することも可能ですが、転送先のホスト名またはIPアドレスを指定することで、syslog形式で指定のログホストに転送することもできます。
未設定の場合はログの転送は行われません。
ログ出力種別 出力を行うログ(notice、warning、error、verbose)をチェックして下さい。
「verbose」はログ転送ホストまたはファイルサイズが指定されている場合のみチェック可能です。
ログ保存世代 出力したログを保存する世代を設定して下さい。
ログ世代切替方法
日毎ローテートの間隔は、日毎です。
ファイルサイズ毎時チェックされ指定サイズを超えた場合にローテートされます。
ファイルサイズ(MB) 1~99(MB)の範囲でローテーションを行うファイルサイズを設定して下さい。

※ログ世代切替方法でファイルサイズを選択した場合に表示されます。
ログはtmpfsパーティションを使用しますのでディスク容量に注意してください。

通話履歴・全通話録音 通話履歴保存期間 通話履歴を保存する期間を設定して下さい。
通話録音保存期間 全通話録音で録音された音声データを保存する期間を設定して下さい。
留守録音データ 留守録音保存期間 留守録音情報で録音された音声データを保存する期間を設定して下さい。

※0設定の場合は自動削除を行いません。
自動削除を行わない場合はディスク容量に注意してください。

未読データ削除 留守録音保存期間の設定で自動削除を行う場合にチェックを行うことで未読の音声データも削除されます。
通話メモ 通話メモ保存期間 通話メモで録音された音声データを保存する期間を設定して下さい。
イベントログ 出力レベル 問題の調査を行うためのログを出力することができます。
出力したログはログ参照・ダウンロードでダウンロードできます。
  - 出力なし: 何もしない
  - 通常: 設定やデータに変更がある場合にログを出力します
  - 詳細: アクセス毎のログを出力します

※イベントログは問題が発生した際の原因調査用の機能であるためメーカーからの指示にしたがってご利用してください。

保持件数 ログの保持件数を設定します。
※保持件数を超える場合は古いログから上書きされます。


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ログ参照・ダウンロード

NetDevancerが持つシステムログ(圧縮)ファイルのダウンロードを行います。


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外部ストレージ管理

NetDevancer本体のUSBポート(HDDポート)及びネットワークストレージの着脱およびフォーマットの管理を行います。
外部ストレージをマウントすることにより、通話履歴FAX送受信履歴(内蔵FAX)留守録音情報通話メモ全通話録音をUSB-HDDに保存することができます。

※ネットワークストレージは留守録音情報通話メモ全通話録音を保存することができます。

USBストレージ管理

NetDevancer本体のUSBポート(HDDポート)に外付けHDDを接続して、着脱およびフォーマットの管理を行います。
項目内容
ドライブ 現在接続されている外付けHDDのドライブを表示します。
ラベル名 現在接続されている外付けHDDのラベル名を表示します。
フォーマット  アイコン: 外付けHDDをNetDevancer用にフォーマットします。

※アイコンをクリックする前に、画面左上の 再検索をクリックして、最新の外部デバイス情報を表示させて下さい。
マウント  アイコン: 外付けHDDがマウントされていない状態です。クリックするとマウントされます。
 アイコン: 外付けHDDがマウントされている状態です。クリックするとアンマウントされます。

※アイコンをクリックする前に、画面左上の 再検索をクリックして、最新の外部デバイス情報を表示させて下さい。


外付けHDD接続手順

外付けHDDと本体をUSB接続しデータを同期(コピー)します。
同期後は本体の保存データを削除することもできます。
マウント済みの外付けHDDが接続されている場合、再起動時は自動でマウントします。
  1. 外付けHDDを本体のUSBポートに接続します。
  2. USBストレージ管理画面を開き、 アイコンをクリックして下さい。
    表示されない場合は 再検索をクリックして下さい。
    システム管理」-「外部ストレージ管理

    ▶ フォーマット前

    ▶ フォーマット中

    ▶ フォーマット後の処理中
  3. フォーマットが完了しましたら アイコンをクリックして下さい。
  4. [マウント+同期実行]ボタンをクリックして下さい。
    本体の保存データが外付けHDDにコピーされます。

    これで接続設定は完了になり、以降マウント中は外付けHDDにのみ保存されます。
    マウントを解除した場合、本体に残ってるデータに戻り、本体にのみ保存されていきます。
  5. 本体の保存データの削除
    本体の保存データをそのまま残しておくことも可能ですが、マウント中は「本体の保存データを削除」ボタンをクリックすることで本体の保存データを削除することができます。

    ▶ 削除前

    ▶ 削除後
      ※システムファイルを残して保存データが全て削除されます。


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ネットワークストレージ管理

同一ネットワーク内に存在するネットワークストレージのマウント、バックアップの設定管理を行います。

項目内容
接続サーバ 現在登録されているネットワークストレージのパスを表示します。
ファイルシステム 登録されているネットワークストレージのファイルシステムを表示します。
編集 登録されているネットワークストレージの設定情報を編集します。
削除 登録されているネットワークストレージの情報を削除します。
マウント 登録されているネットワークストレージのマウント、アンマウントを行います。
 アイコン: ネットワークストレージがマウントされていない状態です。クリックするとマウントされます。
 アイコン: ネットワークストレージがマウントされている状態です。クリックするとアンマウントされます。

バックアップ使用 本体データ、もしくは外部ストレージに保存されているデータを定期的にバックアップ(同期)します。
 アイコン: バックアップが設定されていない状態です。クリックするとバックアップ設定画面が表示されます。
 アイコンと時間: バックアップが設定されている状態です。クリックするとバックアップ設定が解除されます。

※アイコンをクリックする前に、画面左上の 再検索をクリックして、最新の外部デバイス情報を表示させて下さい。


ネットワークストレージ登録

ネットワークストレージの登録を行います。
登録したネットワークストレージはデータ保存用もしくはバックアップ用として利用可能です。

項目内容
ファイルシステム マウントに利用するファイルシステムを指定します。
※現在は「Samba」のみ利用可能です。
バージョン マウントを実行する際に指定するSMBプロトコルのバージョンを設定します。
接続サーバ マウントするネットワークドライブのパスを設定します。
ユーザ名 マウントする際の認証に利用するユーザ名を設定します。
パスワード マウントする際の認証に利用するパスワードを設定します。


ネットワークストレージ編集

登録されているネットワークストレージの情報を変更します。

項目内容
ファイルシステム マウントに利用するファイルシステムを指定します。
※現在は「Samba」のみ利用可能です。
バージョン マウントを実行する際に指定するSMBプロトコルのバージョンを設定します。
接続サーバ マウントするネットワークドライブのパスを設定します。
ユーザ名 マウントする際の認証に利用するユーザ名を設定します。
パスワード マウントする際の認証に利用するパスワードを設定します。


ネットワークストレージマウント

登録されているネットワークストレージをマウントします。

項目内容
マウント実行 対象サーバへのマウントを実行します。
マウント+同期実行 対象サーバへマウントを行い、同時に本体データ(もしくはUSBストレージ内のデータ)をネットワークストレージに同期させます。
キャンセル 外部ストレージ管理画面に戻ります。


ネットワークストレージバックアップ設定

登録されているネットワークストレージに定期的にバックアップを行う設定を行います。
バックアップの設定を行うことで、NetDevancer内のデータを定期的にネットワークストレージにバックアップさせることができます。
また、バックアップの実施結果を最新から最大10件まで表示することができます。

項目内容
バックアップ バックアップ機能の有効/無効を指定します。
処理時間 バックアップを実施する時間を指定します。
1日に1回指定された時刻にバックアップが実行されます。
※通話に影響する可能性があるため、できるだけ通話が発生しない時間帯を指定してください。
バックアップ履歴 日時 バックアップを実施した日時を表示します。
処理時間 バックアップ処理にかかった時間を表示します。
状態 処理の成功/失敗を表示します。
詳細 処理成功時は転送したデータ量及び転送レートの結果を表示します。
処理失敗時はエラー内容を表示します。


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修復

USBストレージが抜かれた場合やUSBストレージの電源が切れていた場合またはネットワークストレージサーバがダウンしていた場合等の検出・復旧を行います。
ここではUSBストレージの例ですがネットワークストレージの場合も同じ流れになります。

問題が発生した場合はログイン時に外部ストレージの修復画面が表示されます。
状態を確認して「修復」ボタンをクリックしてください。
外線設定通話録音が設定されている場合は修復時に解除されます。
 復旧前に画面上の「バックアップ」ボタンをクリックして設定のバックアップを取っておいてください。
 バックアップは音声ファイルを含まないものになります。


修復後はマウントが外れた状態になります。USB接続を確認して再度外部ストレージ管理でマウントを行ってください。
外線設定通話録音が設定されている場合は修復時に解除されます。
 復旧前のバックアップデータを使用してリストアを行ってください。


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カスタマイズ

より高度な機能を利用するために、NetDevancerにおけるPBX機能の設定ファイルを直接編集します。

設定を誤るとNetDevancerが動作しなくなる可能性がありますので、慎重に編集を行って下さい。
カスタマイズに関する質問およびカスタマイズにより動作しなくなった場合、サポート対象外とさせて頂きます。

※NetDevancerが動作しなくなった場合、設定初期化機能により出荷時の設定に戻すことができます。


下記手順で設定ファイルの編集を行って下さい。
  1. カスタマイズファイル一覧から、編集するファイルを選択し、[>>選択されたファイルを開く]ボタンをクリックします。
  2. 下に表示されている編集中のファイル名を確認し、編集エリアに表示されている設定ファイルの内容を変更します。
  3. 編集した内容で設定ファイルを更新する場合は、[変更内容を保存]ボタンをクリックして、設定ファイルの保存を行います。
  4. 上記操作を繰り返し、各種設定ファイルの編集を行います。
    カスタマイズを終了し、システム設定画面に戻る場合は、[システム設定に戻る]ボタンをクリックします。


FAX受信通知メールのテンプレートを変更する

  1. システム管理」-「カスタマイズ」-「FAX受信通知メールテンプレート」を選択し開きます。

  2. 任意のテキストに変更します。($から始まる英字に情報が入ります)

  3. [変更内容を保存]をクリックします。


FAX受信通知メールのテンプレートを出荷時に戻す

※FAX受信通知メールテンプレートのみ対応しています
  1. システム管理」-「カスタマイズ」-「FAX受信通知メールテンプレート」を選択し開きます。

  2. テキスト編集部分にすべて選択(Ctrl+A)を行います。

  3. 選択したテキストを削除し[変更内容を保存]をクリックします。

  4. [選択されたファイルを開く]をクリックします。

  5. 出荷時のテンプレートに戻っていることを確認します。
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メニューカスタマイズ

NetDevancerの「困ったときは」に表示されるメニューとそのリンクを変更します。
メニューに表示するタイトル及びURLを設定して下さい。
未設定の場合はメニューは表示されません。


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特定日設定

特定日の設定が行えます。
左上の新規作成項目に設定名を入力して、[新規作成]ボタンをクリックすることで特定日を追加することができます。
特定日は最大100個まで設定できます。
休日設定のほか、会社の特定日(創立記念日等)などを設定することで、自動着信の際に多くのバリエーションを持たせることができます。

 編集アイコンをクリックすることで設定名の編集画面を表示します。
 設定アイコンをクリックすることで特定日の設定画面を表示します。
 削除アイコンをクリックすることで特定日を削除することができます。

 祝日インポートをクリックすることで祝日インポート画面を表示します。
 祝日エクスポートをクリックすることで登録されているCSVファイルの出力を行います。

設定

選択した特定日の設定が行えます。
左上の特定日を選択して設定を行う特定日を変更することができます。
左上の年数を選択して設定を行うカレンダーを変更することができます。
カレンダー内の日付をクリックすることで特定日の設定を行います。
特定日は赤色で表示され再度日付をクリックすることで取り消すことができます。

インポート

選択している特定日に特定日設定情報ファイルから設定の登録を行います。
特定日設定の表示画面右上の インポートをクリックして、特定日設定のインポートを行って下さい。
※別の特定日情報ファイルを読み込むこともできます。
※インポートを行うデータは、必ずエクスポートしたデータを元に修正を行ったデータを使用して下さい。
項目内容
インポートファイル ボタンをクリックして、インポートする特定日設定ファイルを選択して下さい。
インポート前に全データ削除 既存の特定日設定の登録を全て削除してからインポートを行いたい場合は、チェックして下さい。

エクスポート

選択している特定日の現在登録されている特定日設定情報をファイルに出力します。
特定日設定の表示画面右上の エクスポートをクリックして、特定日設定ファイルのエクスポートを行って下さい。

指定範囲削除

選択している特定日の設定を削除範囲を指定して削除します。
画面右上の 指定範囲削除をクリックし削除範囲を指定して特定日を削除してください。

祝日インポート

CSVファイルのインポートにより祝日の設定が行えます。
特定日設定カレンダーの祝日がオレンジ色に表示されカーソルを乗せると噴出しで祝日名が表示されます。
※登録された祝日は通話履歴の検索全通話録音の検索等の日付入力カレンダーにも適用されます。

ファイルフォーマット

内閣府ホームページ(外部サイト)内の 「国民の祝日」についてからダウンロードできる国民の祝日ファイル(CSV形式)と同じフォーマットのCSVファイルを登録してください。

文字コード : Shift-JIS
区切り文字 : カンマ(,)

列番項目内容
1国民の祝日・休日月日祝日の年月日
※日付の前に0が入るフォーマットでも問題ありません
2国民の祝日・休日名称祝日の名称
※1行目のヘッダ(項目)は無くても問題ありません。
 現在日付の5年前~9年後のデータが登録され、それ以外のデータは登録されません。
 登録された祝日のある年は既存の祝日が表示さなくなります。


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Google連絡先連携

Google連絡先と共有電話帳の同期が行えます。
以下の手順で同期を行ってください。

共有電話帳の同期でクライアント設定を利用している場合、Google連絡先との同期設定はできません。

  1. Google APIの設定
  2. Google連絡先と同期

Google APIの設定

Google連絡先と同期を行うためにはGoogleAPIの認証が必要になります。
認証を行うための認証情報を取得するためGoogleの提供する Google Cloud Console で設定を行います。
GoogleAPIコンソールリンクをクリックするとGoogleAPIコンソール画面がブラウザの別タブで表示されますので
GoogleAPI認証情報ファイルの取得を行って認証情報ファイルをダウンロードしてください。

ダウンロードした認証情報ファイルを選択して「登録」ボタンをクリックします。
Googleログイン画面がブラウザで表示されますのでGoogleAPI認証を行ってください。

Google連絡先と同期

「同期」ボタンをクリックして同期を行います。

※既存番号はマスタ選択したデータで上書きされます。
バックグラウンドでの同期中は各電話帳の編集が行えません。
共有電話帳の同期でクライアント設定を利用している場合、Google連絡先との同期設定はできません。

マスタ選択内容
マスタ選択 Google連絡先 Google連絡先のデータを共有電話帳へ登録して同期します。
既存データを削除にチェックしない場合はバックグラウンドで同期が行われます。

姓と名は全角スペースを挟んで名前に登録されます。
同一データに複数の電話番号が登録されている場合は最大10件までが同期対象になり登録されます。
共有電話帳 共有電話帳のデータをGoogle連絡先へ登録して同期します。
バックグラウンドで同期が行われます。

名前は全角スペースで分割され姓と名に登録されます。

※既存データを削除にチェックしない、かつ共有電話帳に名前が登録されていない場合はGoogle連絡先の既存番号の名前データが残ります。

既存データを削除 チェックしない場合は、マスタ側に無い番号のデータがマスタ側に登録されます。
チェックする場合は、マスタに選択していない側の既存データが全て削除されます。
Google連絡先同期間隔 同期を開始した時刻から選択した時間おきにGoogle連絡先のデータが共有電話帳へ同期されます。
同期設定後にシステム情報画面の「Google連絡先連携」から手動同期が行えます。

Google連絡先編集の反映に時間がかかるため、同期が行われても共有電話帳へ反映されないことがあります。
同期設定中に共有電話帳のインポート、設定リストアを行うと同期設定が解除されますので再度同期設定を行ってください。



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証明書管理

SSL/TLSを利用してアクセスする際に利用されるSSL証明書の管理を行います。
デフォルトでは自己署名証明書を利用しておりますが、認証機関やプライベート認証局等で署名済みの証明書をご準備頂くことで認証済みのSSL証明者をインポートし、ご利用頂くことができます。
項目内容
発行形態 現在利用されている証明書の発行形態を表示します。

【自己署名証明書】
デフォルトでインポートされている証明書を利用している場合に表示されます。
「再生成」ボタンを選択することで認証情報の再生成を行うことができます。

【インポート証明書】
署名済みの証明書がインポートされている場合に表示されます。
「自己署名証明書に戻す」を選択することでインポートされた証明書を破棄し、自己署名証明書に戻すことができます。
有効期限 現在利用されている証明書の有効期限及び残り日数が表示されます。
コモンネーム(FQDN) 証明書署名要求情報に登録されている情報を表示します。
コモンネーム(IPアドレス)
組織名
部門名
国名
都道府県名
市町村名


証明書署名要求情報の編集

証明書署名要求(CSR)を作成するために認証局(CA)に送信される資格情報を設定します。
設定された情報とNetDevancerの秘密鍵を元に証明書の署名要求が作成されます。
項目内容
コモンネーム(FQDN) FQDN署名要求で認証局に送信されるコモンネームを設定します。
デフォルトではnetdevancerが表示されます。
コモンネーム(IPアドレス) IPアドレス署名要求で認証局に送信されるコモンネームを設定します。
デフォルトではLAN1のIPアドレスが表示されます。
組織名 証明書署名要求で送信される情報を設定します。
部門名
国名
都道府県名
市町村名


FQDN署名要求の生成

証明書署名要求情報で登録された内容とNetDevancerの秘密鍵を元に、認証局での署名に必要な証明書署名要求を生成します。
生成される証明書署名要求(CSR)はコモンネームとしてFQDNを利用します。
生成時に必要な署名情報が設定されていない場合、証明書署名要求情報の編集画面が表示されます。
項目内容
クリップボードにコピー 表示されている証明書署名要求(CSR)をクリップボードにコピーします。
ダウンロード 表示されている証明書署名要求(CSR)をテキスト形式のファイルでダウンロードします。


IPアドレス署名要求の生成

証明書署名要求情報で登録された内容とNetDevancerの秘密鍵を元に、認証局での署名に必要な証明書署名要求を生成します。
生成される証明書署名要求(CSR)はコモンネームとしてIPアドレスを利用します。
生成時に必要な署名情報が設定されていない場合、証明書署名要求情報の編集画面が表示されます。
項目内容
クリップボードにコピー 表示されている証明書署名要求(CSR)をクリップボードにコピーします。
ダウンロード 表示されている証明書署名要求(CSR)をテキスト形式のファイルでダウンロードします。


署名書のインポート

認証局で署名された証明書をNetDevancerにインポートします。
証明書署名要求(CSR)を元に認証局で発行されたPAM形式の証明書情報を「証明書」欄に貼り付け、「インポート」ボタンを選択しインポートを行います。


証明書インポートの手順は以下となります。
  1. 証明書署名要求情報の編集画面で認証に必要な情報を登録します。
  2. IPアドレスでアクセスする場合はIPアドレス署名要求の生成、FQDNでアクセスする場合はFQDN署名要求の生成の生成を行い、画面に表示された証明書署名要求(CSR)をコピー、もしくはダウンロードします。
  3. 取得した証明書署名要求(CSR)で認証機関やプライベート認証局にて証明書の認証を行い、証明書を取得します。
  4. 取得した証明書をテキストエディタで開き、「--BEGIN CERTIFICATE--」から「--END CERTIFICATE--」までをコピーします。
  5. 「証明書」のエリアにコピーした内容を貼り付けます。
    中間認証局証明書が指定されている場合は証明書と同様に中間認証局証明書の内容をコピーし、追加で貼り付けます。
  6. 「インポート」ボタンを選択し、証明書のインポートを行います。
    正常にインポートされた場合、発行形態の表示がインポート証明書となります。


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設定バックアップ/リストア

NetDevancerの設定ファイルのバックアップおよびリストアを行います。
通話履歴FAX送受信履歴(内蔵FAX)留守録音情報通話メモ全通話録音はバックアップ・リストアの対象外となります。

リストア

リストアを行う場合は、同一モデルのNetDevancerで作成されたバックアップファイル(未解凍のZIP形式ファイル)を指定しリストア項目を選択後、[リストア]ボタンをクリックしてください。※リストア後に設定の反映が行われます。
リストア後に[再起動]ボタンが表示されますのでクリックして再起動を行ってください。
※ネットワーク設定を除くを選択した場合は現在のネットワーク設定・ルーティング設定を引き継ぎます。

Google連絡先連携を利用中にリストア画面を表示すると下記の注意メッセージが表示されます。
リストアを実行するとGoogle連絡先との同期設定が解除されますので、リストア後に再度同期設定を行って下さい。

「音声メッセージ、保留音を除く」を選択してバックアップしたファイルを使用した場合は下記の確認画面が表示されます。

※本体側に音声ファイル・保留音ファイルの無い音声メッセージ設定・保留音設定は削除され自動着信設定等の使用箇所はメッセージ無しで登録されます。

※保留音設定が削除された場合、有効な保留音設定が存在しない状態になることがあります。
リストア後に注意文が表示された場合は保留音設定を確認してください。


バックアップ

バックアップを行う場合は、バックアップ項目を選択後、[バックアップ]ボタンをクリックして下さい。
パスワード付きZIP形式のファイルがダウンロードされます。リストアの際は解凍せずそのまま指定してください。

音声メッセージ、保留音を除くを選択した場合は、バックアップファイルのサイズが小さくなります。
※リストア時に本体側に音声ファイルや保留音ファイルが無い場合は対象の音声メッセージ設定、保留音設定が削除されます。



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アップデート

NetDevancerのファームウエアの管理とアップデートを行います。
詳細はファームウエア更新手順をご確認ください。



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MAHO Dialerライセンス管理

該当のNetDevancerに接続可能なMAHO Dialer Professionalの管理を行います。
なお、MAHO Dialer Express は無償の為ライセンスに関係なく接続が可能です。

MAHO Dialerライセンス登録

購入いただきましたMAHO Dialer Professionalライセンスファイルを指定し、[登録]ボタンをクリックすることでライセンスが登録されます。
追加、登録を行う場合はMAHO Dialer Professionalライセンスファイルを指定して、ライセンス登録を行なって下さい。

MAHO Dialerライセンス登録状況

現在登録されているライセンス数および利用(NetDevancerに接続)されているライセンス数が表示されます。
表示される利用ライセンス数はProfessionalのみ表示され、Expressの接続数は表示されません。

MAHO Dialer接続状況

現在NetDevancerに接続されているMAHO Dialerの一覧が表示されます。
またMAHO Dialerの接続情報削除を行うことができます。

項目内容
削除  削除アイコンをクリックすることでNetDevancerで管理されているMAHO Dialer接続情報を削除します。
MAHO Dialerの接続情報は一定時間毎に削除されますが、任意のタイミングで削除したい場合などに利用します。
アカウント 接続されているアカウントの情報が表示されます。
IPアドレス 接続元のIPアドレスが表示されます。
着信制御 MAHO Dialerで設定中の着信制御(留守録音/転送/着信拒否)の内容が表示されます。
転送先 着信制御が転送の場合に転送先番号が表示されます。
認証時間 最後にNetDevancerと認証を行った時間が表示されます。
モデル 接続しているMAHO Dialerのモデルが表示されます。


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設定初期化

NetDevancerの全設定を初期化し再起動します。
「NetDevancerの全設定を初期化し、現在のIPアドレス(LAN1)で起動」を選択して
全設定を初期化した場合には、現在の IP アドレス(LAN1)で起動し、ログインすることができます。

証明書管理から証明書をインポートしている場合は「登録された証明書情報も削除する」のチェックボックスが表示されます。
チェックすることでインポート証明書を破棄し、自己署名証明書にもどすことができます。



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システム再起動/シャットダウン

システムの再起動または、シャットダウンを実行します。
システムの再起動または、シャットダウンを選択して、実行ボタンをクリックして下さい。
※NetDevancer PROの場合のみ、電源状態を維持してシャットダウンを行うことができます。

システム再起動後は、電話機の接続が切れており、一定時間経過後に再接続されます。
その間、着信が行えません。
すぐに使用する場合は、システム再起動後に電話機の再起動を行ってください。


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設定内容の反映

設定後は画面右上に表示される[設定反映]ボタンを必ずクリックして下さい。
クリックするまでシステムに反映されません。
設定反映が不要な場合はボタンは出ませんのでそのままお使いいただけます。


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