対応モデル:EntryⅡ/Office/Enterprise Standard/Enterprise Premium v2
MAHO-PBXのシステムに関する設定を行います。
使用するモデルにより、設定可能な管理項目は異なります。
システム管理の表示
MAHO-PBXのシステムに関する設定の一覧を表示します。
項目 | 内容 |
管理 |
管理ボタンを押下することで、各種システムに関する設定を行います。 |
項目 |
システムに関する設定項目を表示します。 |
概要 |
設定項目についての概要を表示します。 |
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システムに関する設定
システム設定
システムの動作に関する設定を行います。
項目 | 内容 |
ディスク容量警告閾値 |
ディスクの容量警告メールを送信する閾値を設定してください。 ※容量警告メールは管理者のメールアドレスに送信されます。 |
拠点間接続モード |
他のMAHO-PBXと接続を行う際、設定先のMAHO-PBXがサーバとなるか、クライアントになるかを選択して下さい。
サーバ間の接続、クライアント-クライアントの接続を希望の方は、別途、サポート窓口までお問い合わせください。
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拠点番号 |
サーバ選択時、クライアントからの接続に使用する拠点番号を設定して下さい。 |
お知らせ |
インフォメーション画面に表示するお知らせ情報を設定してください。 |
内線代表利用 |
末尾0番の内線番号を内線代表番号として利用するかどうかを設定します。
- 「利用する」:内線番号末尾0番の番号を内線代表番号として利用します。
- 「利用しない」:内線番号末尾0番の番号を内線番号として利用します。
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XML形式電話帳 |
「作成」ボタンを選択することで、MAHO-PBXの共有アドレス帳とユーザ設定からXML形式の電話帳を出力します。
「削除」ボタンを選択することで、作成したXML形式の電話帳を削除できます。
Grandstream社製の電話機(GXP21xx/GXP14xx/GXP116x)をご利用の場合、XML電話帳サーバパスに
「(MAHO-PBXのアドレス)/phonebook」を指定することで、電話機内部の電話帳とデータを同期させることが できます。
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ネットワーク設定
ネットワークに関する設定を行います。
設定を誤るとMAHO-PBXにアクセスできなくなりますので、慎重に設定を行って下さい。
項目 | 内容 |
ホスト名 |
MAHO-PBXのホスト名を設定して下さい。 |
ドメイン名 |
MAHO-PBXを接続するドメイン名を設定して下さい。
インタフェース:eth0にDHCPが選択されている場合は、入力不要です。 |
DNSサーバ |
MAHO-PBXを接続するDNSサーバを設定して下さい。
インタフェース:eth0にDHCPが選択されている場合は、入力不要です。 |
NTPサーバ |
時刻同期を行うNTPサーバを設定して下さい。 |
ゲートウェイ |
ゲートウェイを設定して下さい。
インタフェース:eth0にDHCPが選択されている場合は、入力不要です。 |
内部接続側I/F |
内線側のLANケーブルを接続するインタフェースを選択して下さい。 |
インタフェース: eth0 |
ネットワークインタフェース:eth0のインタフェースカード(固定IP/DHCP)を選択して下さい。 |
インタフェース: eth1 |
メンテナンスや特殊なネットワーク接続に用いるネットワークインタフェース:eth1のインタフェースカード (無効/固定IP)を選択して下さい。 |
インタフェース: eth2 |
メンテナンスや特殊なネットワーク接続に用いるネットワークインタフェース:eth2のインタフェースカード (無効/固定IP)を選択して下さい。 |
IPアドレス |
固定IPを選択した場合に割り当てるIPアドレスを設定して下さい。 |
ネットマスク |
固定IPを選択した場合に割り当てるネットマスクを設定して下さい。 |
オプション |
固定IPを選択した場合、システム設定ファイルに記載するオプション設定を入力して下さい。 |
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メールサーバ設定
ボイスメールを受け取った際に、メールを送信するための設定を行います。
項目 | 内容 |
SMTPサーバ |
メール送信時に使用するSMTPサーバを設定して下さい。 |
ポート番号 |
メール送信時に使用するポート番号を設定して下さい。 |
SMTP認証方式 |
SMTPサーバでの認証方式(OFF/PLAIN/CRAM-MD5/DIGEST-MD5/LOGIN/NTLM)を選択して下さい。 |
SMTPユーザ |
SMTP認証時に用いるユーザ名を設定して下さい。 |
SMTPパスワード |
SMTP認証時に用いるパスワードを設定して下さい。 |
送信元メールアドレス |
送信元のメールアドレスを設定して下さい。 |
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SNMP監視設定
SNMPによる監視の設定を行います。
※MAHO-PBX EntryⅡの場合は、非表示
項目 | 内容 |
SNMP機能 |
SNMP機能を使用する場合はチェックして下さい。 |
ネットワークアドレス |
SNMPの接続元IPアドレスを設定して下さい。 |
マスク値 |
ネットワークアドレスで指定したアドレスの何ビットまで一致したアドレスを接続元として許容するか選択してください。 |
コミュニティ名 |
SNMPの情報を取得する際に使用するコミュニティ名を設定して下さい。 |
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リモートメンテナンス
リモートメンテナンスの登録および、メンテナンスサービスへの接続を行います。
認証キーファイルを登録していない場合は、保守契約時に配布される認証キーファイルを指定して登録を行って下さい。
認証キーファイルを登録すると、保守契約期間および、現在のメンテナンス状態(切断中/接続処理中/接続中)が表示されます。
最新の保守契約期間、メンテナンス状態を表示する場合は、表示更新をクリックして下さい。
保守契約期間の変更により、新たに認証キーファイルが送付された場合は、再認証をクリックして、認証キーファイルの登録を行って下さい。
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FAX設定
FAXに関する設定を行います。
※FAXオプションなしの場合は、非表示
項目 | 内容 |
最大保持件数 |
FAXの送受信情報を保持する件数を設定します。 指定した件数をオーバーすると削除を促すメールが管理者に送信されます。 |
最大リトライ回数 |
FAX送信に失敗した際にリトライを行う回数を設定します。 |
受信メール添付 |
FAX受信時に、受信したFAXの内容をメールに添付するかどうかを設定します。 |
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MobileWarp接続設定
MobileWarpへ接続に関する設定を行います。
項目 | 内容 |
お客様番号 |
MobileWarpお申し込み時にMobileWarpサポートセンターより通知されたPBX接続情報のお客様番号を 設定してください。 |
接続先サーバ |
MobileWarpお申し込み時にMobileWarpサポートセンターより通知されたPBX接続情報の接続先サーバ を選択してください。 |
パスワード |
MobileWarpお申し込み時にMobileWarpサポートセンターより通知されたPBX接続情報のパスワードを 設定してください。 |
パークグループ |
MobileWarpに接続されている端末からパーク投入をした場合に使用するパークグループを指定します。 |
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通話履歴通知機能設定
通話履歴通知機能に関する設定を行います。
設定を行うことで、外線への通話が終了した際に指定したURLに対してリクエストを行うことができます。
※MAHO-PBX EntryⅡ、Officeの場合は、非表示
項目 | 内容 |
有効/無効 |
通話履歴通知機能の有効/無効を指定します。 |
リクエスト方式 |
外線への通話が終了した際に行うリクエストの方式を指定します。 GET、POSTのどちらかが指定できます。 |
リクエストURL |
リクエストに使用するURLを指定します。
「(リクエスト先のURL)?(POST、GETするパラメータ)」の形式で指定します。
パラメータの指定にはマクロを利用することで、通話終了時のデータを指定できます。
サンプル:http://www.xxxxx.yyy.jp?calldate=$CALLDATE$&clid=$CLID$&name=MAHO-PBX
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着信通知機能設定
着信通知機能に関する設定を行います。
設定を行うことで、外線からの着信時、指定したURLに対してリクエストを行うことができます。
※MAHO-PBX EntryⅡ、Officeの場合は、非表示
項目 | 内容 |
有効/無効 |
着信通知機能の有効/無効を指定します。 |
リクエスト方式 |
外線からの着信時に行うリクエストの方式を指定します。 GET、POSTのどちらかが指定できます。 |
リクエストURL |
リクエストに使用するURLを指定します。
「(リクエスト先のURL)?(POST、GETするパラメータ)」の形式で指定します。
パラメータの指定にはマクロを利用することで、通話終了時のデータを指定できます。
サンプル:http://www.xxxxx.yyy.jp?calldate=$CALLDATE$&lineno=$LINENO$&name=MAHO-PBX
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ログ設定
ログ出力に関する設定を行います。
項目 | 内容 |
ログ転送先ホスト |
転送先のホスト名を指定した場合のみ、ログの転送が行われます。 未設定の場合はログの転送は行われません。 |
ログ出力種別 |
出力を行うログ(notice、warning、error、verbose)をチェックして下さい。
「verbose」はログ転送ホストが指定されている場合のみチェック可能となります。 |
ログ保存世代 |
出力したログを保存する世代を設定して下さい。 ローテートの間隔は、日ごとです。
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通話履歴保存期間 |
通話履歴を保存する期間を設定して下さい。 |
通話録音保存期間 |
全通話録音で録音された音声データを保存する期間を設定して下さい。
※全通話録音オプションを契約されている場合のみ表示されます |
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ログ参照・ダウンロード
システムログ(圧縮)ファイルのダウンロードを行います。
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USBストレージ管理
USBストレージの着脱およびフォーマットを行います。
USBストレージをマウントすることにより、USBストレージにボイスメール、通話メモの情報を保存することができます。
※MAHO-PBX EntryⅡの場合は、非表示
項目 | 内容 |
ドライブ |
現在接続されているUSBストレージのドライブを表示します。 |
ラベル名 |
現在接続されているUSBストレージのラベル名を表示します。 |
フォーマット |
現在接続されているUSBストレージの状態に応じて以下のいずれかを表示します。
- -: USBストレージがマウントされている
- フォーマット中: USBストレージのフォーマット中
- フォーマットボタン: 上記以外
フォーマットボタンを押下すると、USBストレージをMAHO-PBX用にフォーマットします。
※ボタンを押下する前には、画面左上の再検索をクリックして、最新の外部デバイス情報を表示させて下さい。
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マウント |
現在接続されているUSBストレージの状態に応じて以下のいずれかを表示します。
- -: USBストレージがMAHO-PBX用にフォーマットされていない
- フォーマット中: USBストレージのフォーマット中
- マウントボタン:USBストレージがマウントされていない
- アンマウントボタン: USBストレージがマウントされている
マウントボタンを押下すると、拡張USB制御画面を表示して、USBストレージのマウント処理を行います。
アンマウントボタンを押下すると、USBストレージのアンマウント処理を行います。
※ボタンを押下する前には、画面左上の再検索をクリックして、最新の外部デバイス情報を表示させて下さい。
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拡張USB制御
USBストレージをマウントする際の設定を行います。
項目 | 内容 |
対象デバイス |
マウント対象のデバイスを表示します。 |
マウント時の処理 |
マウント時に現在MAHO-PBXに保存されているデータと、USBストレージのデータを同期させる場合は、チェックして下さい。 |
現在のデータ |
マウント時に現在MAHO-PBXに保存されているボイスメール、通話メモの情報を削除するか指定して下さい。
削除しないを選択すると、MAHO-PBX本体に現在のボイスメール、通話メモの情報が残されます。 |
マウント先のデータ |
マウント時にマウント先のUSBストレージに保存されているボイスメール、通話メモの情報を削除するか指定して下さい。
削除しないを選択すると、マウント先のUSBストレージは、MAHO-PBX本体に保存されている情報で上書きされます。 |
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カスタマイズ
より高度な機能を利用するために、MAHO-PBXにおけるAsteriskの設定ファイルを直接編集します。
設定を誤るとMAHO-PBXが動作しなくなる可能性がありますので、慎重に編集を行って下さい。
カスタマイズに関する質問およびカスタマイズにより動作しなくなった場合、サポート対象外とさせて頂きます。
※MAHO-PBXが動作しなくなった場合、設定初期化機能により出荷時の設定に戻すことができます。
下記手順で設定ファイルの編集を行って下さい。
- カスタマイズファイル一覧から、編集するファイルを選択し、選択されたファイルを開くボタンを押下します。
- 下に表示されている編集中のファイル名を確認し、編集エリアに表示されている設定ファイルの内容を変更します。
- 編集した内容で設定ファイルを更新する場合は、変更内容を保存ボタンを押下して、設定ファイルの保存を行います。
- 上記操作を繰り返し、各種設定ファイルの編集を行います。
カスタマイズを終了し、システム設定画面に戻る場合は、システム設定に戻るボタンを押下します。
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メニューカスタマイズ
MAHO-PBXの「困ったときは」に表示されるメニューとそのリンクを変更します。
※MAHO-PBX EntryⅡ、Officeの場合は、非表示
メニューに表示するタイトル及びURLを設定してください。
未設定の場合はメニューは表示されません。
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設定バックアップ/リストア
MAHO-PBXの設定ファイルのバックアップおよびリストアを行います。
リストアを行う場合は、同一モデル、同一バージョンのMAHO-PBXで作成されたバックアップファイルを指定し、リストア項目を選択後、リストアボタンを押下して下さい。
バックアップを行う場合は、バックアップボタンを押下して、バックアップファイルの保存先を指定して下さい。
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アップデート
MAHO-PBXのアップデートを行います。
アップデートの確認のため、ベーシック認証が行われますので、管理者のログイン名とパスワードを入力して下さい。
MAHO-PBXアップデート用ファイルを指定して、アップデートを実行して下さい。
アップデート後は、必要に応じてシステムの再起動を行います。
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MAHO-Dialerライセンス管理
MAHO-Dialerのライセンス管理を行います。
※MAHO-PBX EntryⅡの場合は、非表示
MAHO-Dialerライセンス登録
購入いただきましたライセンスファイルを指定し、「登録」を行うことでライセンスが登録されます。
追加、登録を行う場合はMAHO-Dialerライセンスファイルを指定して、ライセンス登録を行なってください。
MAHO-Dialerライセンス登録状況
現在登録されているライセンス数および利用(MAHO-PBXに接続)されているライセンス数が表示されます。
表示される利用ライセンス数はProfessionalのみ表示され、Expressの接続数は表示されません。
MAHO-Dialer接続状況
現在MAHO-PBXに接続されているMAHO-Dialerの一覧が表示されます。
またMAHO-Dialerの接続情報削除を行うことができます。
項目 | 内容 |
削除 |
MAHO-PBXで管理されているMAHO-Dialer接続情報を削除します。 MAHO-Dialerの接続情報は一定時間毎に削除されますが、任意のタイミングで削除したい場合 などに利用します。 |
アカウント |
接続されているアカウントの情報が表示されます。 |
IPアドレス |
接続元のIPアドレスが表示されます。 |
認証時間 |
最後にMAHO-PBXと認証を行った時間が表示されます。 |
モデル |
接続しているMAHO-Dialerのモデルが表示されます。 |
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設定初期化
MAHO-PBXを出荷時の設定に初期化します。
ネットワーク情報を含めて初期化するか否かを指定して、実行ボタンを押下して下さい。
実行ボタン押下後、MAHO-PBXは再起動されます。
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PBX機能の再起動
PBX機能(Asterisk)単独の再起動を実行します。
再起動前に設定ファイルの全更新を行うか否かを指定して、実行ボタンを押下して下さい。
目次へ戻る
システム再起動/シャットダウン
システムの再起動または、シャットダウンを実行します。
システムの再起動または、シャットダウンを選択して、実行ボタンを押下して下さい。
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設定内容の反映(Asteriskのリロード)
設定の変更の反映には、Asteriskのリロードが必要です。
システム管理の表示画面右上の設定反映をクリックして、Asteriskのリロードを行って下さい。
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